我が家には芋好きを自称する人が数名いる。よって、芋、特にじゃがいも料理の登場頻度は高い。
これは本来の用途と異なる使い方で決してメーカー推奨はされていないだろうが、ある日閃いてトライしたところとても使い勝手がいいことが判明したので、ここにとある道具の独自の使い方を紹介させてもらうことにする。
今日ご紹介するのは、「じゃがいもガレット」の私流レシピ。
●材料
じゃがいも(小)2-3個
シュレッドチーズ 1掴み程度
塩 少々
米粉、もしくは片栗粉(芋そのものの澱粉質でも十分”つなぎ”効果はあるが、米粉を入れるとよりカリッと仕上がる)
オリーブオイル
実は美味しく仕上げる決め手の存在が、4面チーズグレーター。
ポイントはじゃがいもを包丁で千切りするのではなく、4面チーズグレーターのこの面をつかって荒削りにしていくこと。千切りするより俄然スピーディだし、荒削りにされたじゃがいも同士が渾然一体となってとてもよくまとまる。
手順
チーズグレーターをたててこのようにザクザク削っていく。その際、じゃがいもが小さくなってくる頃、指を一緒に削ってしまうことがあるので、削るスピードを落として注意する。(まな板やカッティングボードを使っても良いが、端折ってボウルの中でそのまま削ってしまうこともある)
削ったジャガイモにシュレッドチーズを一掴み程度いれ(じゃがいもの量や好みで加減可)
塩少々と米粉適量(今回は大さじ2程度)を振り入れ菜箸でさっくり混ぜる。
よく熱したフライパンにオリーブオイルを多めに注ぎ、上記を流し込む。
フライ返しで押して平らにしてこんがりするまで焼く。「焼く」というよりは、揚げ焼きのイメージ。
こんがりとしたらフライ返しで返し、もう片面も焼く。
こんなときにも鉄のフライパンはカリッと仕上がって本当にいい仕事をしてくれるなぁと思う次第。
かりっかりでとても美味しく、フライドポテトやポテトサラダより工程が少なくさっと作れるので、「もう一品欲しいな」と言う時にもとても重宝するレシピ。朝お弁当をつくっているときに「ちょっと隙間が埋まらない!」と言う時にサッとつくることも。
上記のレシピを原型にして、白ごまやヘンプシード、海苔やあおさ、梅干しを契ったもの、干し海老などを入れてもまた味に変化球が加わり美味しい。我が家では3匹君(特にboys)を中心に、小さいサイズのじゃがいもで10個近くでつくっても、速攻でなくなってしまうほどの人気レシピ。
次回は4面チーズグレーターを購入するきっかけになった、本来的じゃない使い方その2をご紹介したいと思う。
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