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執筆者の写真mizuki

ゴミの捨て方にすらその人の生き様が現れる

私がゴミ捨ての時に大切にしているお作法。

  • 分別ルールに従うこと

  • 缶、ビン、ペットボトル等の資源ゴミは一度水洗いすること

  • 生ゴミはビニールの紐を閉じる前に、液漏れ等しないように新聞紙や処分する紙等で蓋をすること

  • 生ゴミは運ぶ人の手が汚れないように、運びやすく綺麗に結くこと

マンションの共用ゴミ置き場は有難いことにいつでもゴミを捨てにいくことができるので、家から出たゴミはすぐにゴミ置き場へと移動させることにしている。今の管理人さんはとても真面目に仕事をする人で、勤務日は毎日ゴミ置き場を水洗いから始めていて、その仕事の丁寧さにいつも心打たれる。「ちゃんと」する人って、本当に素晴らしい。


そして、家から生ゴミを運ぶ時には、マンション内のエレベーターの使用は避けることにしている。

なぜなら、閉じた空間に残す香りは特に臭いものであればあるほど、匂いを残してしまうから。私の嗅覚は、かなり鋭敏だ。朝から、のったエレベーターや電車の中で嫌な匂いがしたら気分が悪いよね。だからせめて、自分が出す生ゴミから出る余計な匂いをどこかに残したくない。自分がされたくないことは、自分から率先してしない主義。だから、生ゴミを運ぶ時にはエレベーターは使わずに、階段で。

(もしタワーマンションに住んでいたらそれも難しいだろうし、タワーマンションには住まないと思う。)


近所にアンティークの着物や骨董を扱うとても素敵なお店があるのだが、ある朝そのお店の前をとおったら、それはそれはきれいに袋詰めされた生ゴミが数袋お店の前においてあった。

大型のビニール袋の内側に、丁寧に新聞紙が囲ってあり、どの袋も大変几帳面さを感じさせる袋の綴じ方で、そのゴミ捨て場そのものが、シャキッと神々しいまでのオーラを放っていた。

ゴミの捨て方一つとっても思いが現れるんだなぁと。



家庭からゴミを運ぶ人がいれば、ゴミ置き場からゴミ収集車へと移動させてくれる人がいる。相手の立場を思えば、そのバトンの託し方ってとても大切。何事も想像力なんだなと思う。


ゴミの捨て方が美しい人は、きっと生き方そのものが美しい人なんだ。

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