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「家守り」との出逢い

  • 執筆者の写真: mizuki
    mizuki
  • 2022年5月17日
  • 読了時間: 2分

先週末、石神井氷川神社にて行われた「井のいち」にて、ずっと気になっていた grueこと内藤千鶴さんの「家守り」の出展にお伺いしてきた。



  grueさんとの出逢いは共通の友人であるパン等のお教室を主催しているkonaconapanさんのご紹介。先生のお教室では過去、ヒンメリ、母の日用のドライフラワー等をつくらせていただいた。お花や植物をつかった作品や作家さんはたくさんいるけれど、先生の提案される作風や作品は、どこか背景や物語性があって、私の心を惹きつけるものがあって。 ここ最近創作されている「家守り」は、Instagramで密かにずっと気になっていて、画面越しに見えるそれはまるで鳥の巣のような何ともいえない作風。「一体これはなんなんだ!」と実物を拝見したく、なかなか過密な週末ではあったけれど、強く感じるところがあって。   grueさんがドライフラワー等を扱った作家として活動されて10年。 実に様々な葛藤や生みの苦しみを経て生まれたのが、この「家守り」だったそうで、これからはこの「家守り」の作家としてご活動されていくそう。


  数年前、講座でヒンメリやドライフラワーをつかった母の日リースなどをつくらせていただいたことがあって、grueさんから滲み出る物語性や哲学に密かに心をよせていたわけだけれど、ご出身が長崎であることなどをお伺いして、なんだかとても納得したのだった。




出展スペースへお伺いしてすぐに目があったのがこちら「祈る人」。



"教会、シスター、隠れキリシタンと 歴史を近くに育った長崎 身近な風景を祈る人と重ね合わせる"  

一昨年ふと思い立って "INORI"のブレンドを調香したこともあり、私の中で「祈り」はとても大切なテーマ。


  私は特定の信仰はないけれど夜眠りにつくときに不思議な習慣があって、 お祈りするときのように両手を組む癖がある。


grueさんにより丁寧につくられた植物や土、大地の恵みにインスパイアされた造形物を、我が家の大切な場所におき、私の日々の欠かせない祈りに取り入れさせてもらおうと思う。

 
 
 

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