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執筆者の写真mizuki

弁当作りは、大変どころか、寧ろ楽しいんです。

この春から娘の中学入学をきっかけに、生活サイクルが変わった。

元々が、万年寝太郎といってもいいほど寝るのが大好きな私なので、7時15分出発となる彼女に合わせて、「起きられるかなー」「弁当間に合うかな-」と色々ドキドキしていたが、結果で言うと無問題であった。


さすがは芽吹きの季節、春ってすごい。

地中で眠っていた微生物が活動をはじめ植物が芽吹く如く、冬の間冬眠していた動物たちが目覚めるかの如く、寝太郎の私が太陽のリズムに沿って日の出の頃にムクッと起き上がるようになった。


「弁当って大変だよね」とよく言われるし、実際のところそのための買い出しや仕込み、メニュー考案などの時間は増えた。だけど正直言って、個人的には結構楽しんでいるのが正直なところ。

もし体調が悪かったりで、できない時には、「ランチルーム使ってね」と遠慮なくお願いしようと思っているので気負うこともない。


何が楽しいかって、頭の中で想像したことを規定の時間、規定のサイズに、いかに美味しそうに、いかに目にも美しく納められるか、短い時間で自分の創造性を楽しめること。こんなに簡単に楽しめる創作活動はないでしょう。


ちょうど春分を過ぎた頃、久しぶりに強い知的好奇心に駆られ、書店へ頻繁に通い新たな料理本も手にした。10年以上前からお世話になっているウー・ウェンさんの「おかず2品のお弁当」は主催副菜のバランスや簡潔さが使い勝手良く、鶏団子や酢鶏等子どもからリクエストされるレシピもある。

そして、この春その美しさに尊敬しているchiobenの山本千織さんの「チオベンの作りおき弁当」も参考書籍として仲間入り。


私はものは極力増やさずに、本当に気に入っている選りすぐったものだけを居住空間におきたい。

そう決めているので、本やレシピを購入する際も本当に必要か否か、必ず自分に問うてから購入することにしている。chiobenさんのこの本には、秘伝の万能調味料のレシピや、自分では思いつかなかった調理方法が多く紹介されていたので、自分のつくるお弁当の新たなクリエイティビティの種となりそうだ!と直感。

実際のところ、紹介されている万能調味料も数種仕込んで、マンネリ化しつつあった弁当生活に新たな風が吹いた!




時同じくして、数年前とあるセミナーで偶然お逢いすることがあって、あまりの素敵さにすっかり惚れ込んでしまった牧えりかさんも息子さんのお弁当作りをスタートされたそうで。

そのえりかさんのお弁当のクオリティの高さにもびっくり。

横浜名物「母えりかのシュウマイ弁当」、「天むす弁当」等、ネーミングもさることながら、そのお弁当につめられた一品一品が大変手が混んでいて。中にはカレーから手づくりのカレーパンとか、ハムをカップにしたグラタンとか。いやぁ、びっくりな創造性。ここまで手の込んだものはつくれないだろうけれど、小技が参考にさせてもらえるような高度なものばかり。

えりかさんは、容姿や所作はもちろん、発される言葉一つ一つもとても美しい方だから、お子さんにつくられるお弁当の完成度の高さ&思いの丈がコンパクトに詰まった投稿文を拝見するのが、最近の楽しみの一つでもある。

(えりかさんのお弁当を拝見できるnoteはコチラ


肉男(長男10歳)のお弁当はフリルレタス一つ飾ることも嫌がられるけれど、今は野菜も喜んで食べてくれる夫と娘のお弁当だから。

ルーティンの枠に押し込めることなく(といってもほぼ毎日卵に頼っちゃってるけど!)、色々とチャレンジしてみたいなー!と、改めて思った今日という日。




お弁当づくりは、誰にでも挑戦できる表現活動だ。

もっと試してみたいなぁ、そして、お年頃JCのお弁当箱を曲げわっぱにしたいなぁ(娘がまだ拒否中)。

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